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2025-05-24

スズレコードセンターでお手伝いをしました

5月10日~11日に井本先生と学生で能登にゼミ合宿をしました。

学生は2グループに分かれて1日目に珠洲市内視察を、2日目にスズレコードセンターでお手伝いをする1グループと、その反対のグループで行動をしました。

ここでは、1日目にスズレコードセンターでお手伝いをさせていただいたことについて、書いていきます。

スズレコードセンター

まず、スズレコードセンターについて、

「スズレコードセンターは、珠洲や奥能登のこれからを考える「奥能登アーカイブ」の拠点として設立されました。奥能登アーカイブは、地震や水害のあとに向き合い記録された写真や映像を資料としてデジタルデータで残し、人々の交流を進める参加型のプロジェクトです。」 出典:スズレコードセンター

去年もゼミ合宿で能登に行き蛸島町の視察をしたときに詳しくお話を伺った、西海さんが所属する奥能登珠洲ヤッサープロジェクトが運営をしています。

もともとこの建物は、空き店舗であり、建築集団・々(ノマ)代表の野崎将太さん(ショウキチさん)が改修を行ったそうです。

5月のオープンに向けて、私たちは建物内の掃除のお手伝いをさせていただきました。実際に手伝いをした感想を2人の修士学生に聞いてみました!

学生1:

スズレコードセンターでは1日だけお手伝いさせて頂きました。
建物の中をお掃除することがメインでしたが、時折近隣の方々がいらっしゃって、西海さんやショウキチさんと談笑している姿が印象的でした。昔の写真を持ってきてくださった方と、元々の建物や昔の珠洲について一緒にお話している時間が、とても温かく、まちの人がスズレコードセンターを必要としていることを強く感じられる瞬間でした。
アイスの差し入れもありがとうございました。(笑)

学生2:

スズレコードセンターでは、作業のお手伝いをさせていただきました。
お手伝いは、掃除をメインに、ショウキチさんに教えていただきながら、皆でホウキで掃いたり、雑巾がけを行いました。掃除を行うだけでも、部屋が明るくなったような気がして、とても気持ちがよかったです。
掃除をしている間にも、まちの方々が訪れ、間近で人と人との繫がりを感じることができました。スズレコードセンターがこうした新たな交流の場にもなっていくのかなと思い、そのお手伝いが出来たことが光栄でした。
西海さん、ショウキチさん、2日間ありがとうございました。

他にも、左官材料に使用する能登ならではの珪藻土の特徴を説明していただき、また実際に見せていただきました。能登のほとんどの土には珪藻土が含まれており、その質も細やかで実際に触らせていただくと、とてもさらさらしていました。

短い時間ではありましたが、作業だけでなくコーヒーを一緒に買いに行ったり、ご飯を食べたりと、時間に追われず自然の中でゆったりと過ごすことができました。西海さん、ショウキチさん、本当にありがとうございました。またスズレコードセンターにみんなで伺いたいと思います。

記念撮影
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