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2020-08-07

南房総の現地調査

8月上旬、千葉県南房総市へ2度目の現地調査に行きました。

本来であれば定期的に訪れる予定でしたが、このような状況で約8ヶ月ぶりとなりました。視察へ行くことができない期間は、本やインターネットから情報を集めながら研究の目的を再考しました。その結果、台風やコロナウイルス感染拡大といった災害が度重なり襲ってきた状況でどのように復旧復興していくのかを調査しようと決め、準備を進めてきました。

今回は観光や旅館に関わる方4人から話を伺い、対象である南房総市岩井地区の歴史や現在の状況等について教えていただきました。自分で集めた情報ではわからなかったような、それぞれの旅館に個性があることや今後多くの人が訪れるような工夫がわかり、とても勉強になりました。中でも印象的だったのは「学生時代に合宿で来ていた子が卒業してからも個人的に来てくれる」と仰っていたことです。今回話を伺ったみなさんはとても丁寧に対応してくださり、私自身とても人の温かさを感じることができました。リピートして訪れる方が多いことにも納得です。

今回の視察で、改めて岩井地区の役に立つ研究をしようと決意しました。台風やコロナによる災害復興を踏まえて、岩井地区の民宿がどう変化することができるのか提案していきたいです。卒業論文として完成させることはもちろん、自分の研究が岩井地区の観光に少しでも貢献できるように引き続き進めていきたいと思います。

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