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2021-08-14

井本研を選んだ理由 勝俣碧編

勝俣碧です。

今回は、私が井本研を志望した理由とテーマについて書いていきたいと思います。

私が井本研を志望した理由は、井本先生に指導していただきたかったからです。私は2年生前期の建築設計の授業で井本先生に指導していただいたのですが、すごく相性がいいと思ったのと、初めて建築が面白いと感じました。私は元々、建築というよりはインテリアに興味があって建築学科に入ったため、正直、それまでは建築を面白いと思ったことはありませんでした。しかし、設計のエスキスの時に、井本先生にブルキナファソの集落で円をいくつも繋いだような形の建築があるということを教えていただいたときに、初めて建築って面白いなと感じました。また、井本先生が出してくれるアイディアがとても魅力的で設計が楽しく、私にとってはとても相性が良く感じられました。そこで、井本先生に指導していただき、初めて建築を面白いと感じた集落の空間構成についての研究がしたいと思い、井本研を志望しました。

研究室について真剣に考え始めたのは3年生の4月頃で、その時から絶対に井本研に入りたいと思っていました。そして、研究室説明会までに3回程度ゼミ見学をさせていただき、ゼミの様子や進め方等を見て、井本研に入ろうと決めました。

私は現在、「近い水」が持つ価値に関する研究をテーマとしてやっています。元々は集落の空間構成についての研究をしたいと思っていましたが、研究室に配属されてから3月までの間でたくさんの論文を読み、水に興味を持つようになりました。そして、水に関する研究をしていこうと決めました。フィールドに関しては、井本先生と何度か個別で打ち合わせをして、福島県の大内宿、前沢集落、水引集落が候補として上がりました。そして、3月にこの3集落へ視察に行き、フィールドを決めました。

井本研は他の研究室に比べて人数が少ない分、一人一人が先生と密にコンタクトを取れる環境が整っているため、研究が進めやすいのではないかと個人的に感じています。フィールドワークを大切にしていて、貴重な経験ができる研究室だと思います。

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