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2021-11-24

前沢集落と大内宿での現地調査

勝俣です。
11月2日に前沢集落、3日から8日まで大内宿へ現地調査に行ってきました。

前沢集落では、区長さんにお話を伺いました。今まで調査してきた大内宿との違いについて知ることができました。大内宿の水路は、大腸菌が検出され、用途が減っている一方、前沢集落では、大腸菌が検出されていないため、飲む事もできる事に驚きました。また、戸数が少ないため、消雪に使うときにも自然とお互いにタイミングをとって使っているというところでも、違いが見られました。
やはり、集落の規模の違いがあり、集落の規模の小さい前沢集落では、阿吽の呼吸で水路を利活用できていることがわかりました。

展望台から見た前沢集落

大内宿では、前回インタビューをさせていただいた方へ前回の調査内容の確認と、追加の質問をさせていただきました。前回までの調査で、水路がビジュアル的な観光資源になってきている事が分かっていたため、今後、観光資源として水路を使っていくことができないかということや、観光資源としての水路の維持管理や努力を中心にインタビューを行いました。
今回の調査で、ビジュアル的な水路ではなく、観光資源として水路を使っていくという提案をしていこうと考えていた事に対して、自分の中で少し自信がついた部分がありました。ただ、1人1人思っていることや考えている事には、差異があるため、その「差」の部分もしっかりと分析していくことが大切であると感じました。紅葉シーズンで、忙しい中、時間を作って調査に協力していただけたので、形にしてしっかりと返していけるようにしていきたいです。

紅葉シーズンの大内宿

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