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2023-06-25

「ハウス/ミルグラフ」の見学会に参加しました。

5月6日、西澤徹夫建築事務所が設計した「ハウス/ミルグラフ」の見学会に参加しました。

増築したオフィス外観

「ハウス/ミルグラフ」は練馬区に位置し、建築や美術を中心とした雑誌の編集・出版を手掛ける株式会社ミルグラフの代表取締役である富井雄太郎さんの自宅兼オフィスです。築約40年の住宅の改修となっています。

既存本棚を活かした廊下

玄関から入ると、廊下の壁一面に本棚が配置されていました。既存のクロークを撤去し、新設の収納の上に本棚を設置することで、本に囲まれながらも圧迫感のない廊下となっていました。

オフィス内観と増築した鉄骨階段

こちらは増築したオフィスで、新設した鉄骨階段が目を引きます。特注の階段は工場で完成されたものを吊り上げ、撤去した梁部分にそのままははめ込む形で設置されています。オフィスは一階から一段下がった位置にあり、一人用でありながら、新設した窓から自然光が入ることによって明るく開放的な空間となっていました。

キッチンの窓は既存のもので、棚や設備の設置・改修を行っている
吊り戸を撤去することによってキッチンと接続された開放的なリビング

キッチンは使いやすいように改修されており、吊り戸を撤去することでリビングと接続したり、棚や食洗機などを設置するなどの細かな工夫が施されていました。また、既存のまま残した窓によって明るいキッチンとなっていたり、サッシや室内クロスの更新のみに抑えられたリビングなどから、残すものと撤去するもの取捨選択によって構成された住宅だと感じました。

住宅兼オフィスという形式は、今後も注目されていくと思います。細かな操作による新しい住まいづくりの実例として、とても勉強になりました。富井さん、この度は貴重な経験をさせていただきありがとうございました。

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