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2020-07-09

井本研を選んだ理由  佐藤祐有暉編

佐藤祐有暉です。

研究室内では、イベント係を担当しており、今後の様子を見ながら、ゼミ合宿等を企画していきたいと思っています。

今回は、井本研究室に所属を決めた理由と、研究対象地の選定理由に関して書いていこうと思います。

私は、井本研究室の研究テーマの1つである「災害復興」に関心があったため、興味を持ちました。小学校6年の卒業式の練習時に、東日本大震災を経験したことを、今でも良く覚えています。体育館がものすごい音を立てながら大きく揺れ、友達が恐怖で泣き、家のテレビには、津波の映像や、各地の被害状況に関する情報が永遠に流れていました。そして、その数日後のテレビで、津波の影響により甚大な被害を受けた被災地に、自衛隊・ボランティアの方々が支援しているのを知り、とても感心しました。日本では地震の他にも、台風や豪雨による洪水など、多くの自然災害が発生しており、それに対し、多くの方々が様々な形で支援しているのを見てきました。そういった状況を知ることで、私自身もいつか力になりたいという想いを持ち続けていました。

そんな中で、井本研究室の存在を知りました。この研究室に入り、災害復興に関する研究を行い、被災者に対して、何か少しでも力になれたらと強く思いました。現地に実際に赴き、インタビューを行うことにより、調査を進めていくことができるという点も魅力的であると感じました。正直、ここに入れなかったら、どの研究室でも良いという想いがありました。研究を進めている今でも、この研究室に入って良かったと実感しています。

私は研究対象を「岩手県釜石市両石町」としています。そのきっかけとなったのが、実際に津波の被害に遭われた地元の方が記した体験記を読んでのことです。初めてそれを読んだ時は、ニュースとは違い、直接的に心が動かされ、この地域に対して少しでも力になりたいと強く感じました。

現在までには、岩手県に2回赴き、地元の方へのインタビュー調査を進めています。現地の方々は、快く協力してくださり、とても感謝しています。今後も可能であれば、必要に応じて赴き、地元の方との繋がりも築いていけたらと思います。そして、卒業研究を納得いく形でやり切りたいと思います。

最後になりますが、井本研究室に入ろうと考えている方は、気軽にメールから問い合わせをしてみてください。質問等がございましたら丁寧に対応したいと思います。よろしくお願いします。

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